【TeaTime97号】ママと赤ちゃんのHAPPY BIRTH ROOM

HAPPY BIRTH ROOM|周産期の育児支援 57

2026年8月掲載:Tea Time 97号(2026年・夏号)

マタニティークラスでパパクラスはじまりました!

周産期スタッフによって行われているマタニティークラスでは、2025年11月より「パパクラス」を開始しました。

パパクラスはその名のとおり、父親になることを予定している人を対象としたマタニティークラスです。妊娠期から産後にかけての女性の身体的・心理的変化、胎児の発達、新生児の特徴、いわゆる産後の気分不調(マタニティーブルー・パタニティーブルー)などについて説明を行っています。また、「パパになること」をテーマに、参加者同士でのグループワークを通じた交流の機会を設けています。

さらに、当院で赤ちゃんを迎えた先輩パパや当院のパパスタッフ(医師や看護師)をゲストスピーカーとして招き、ママへのサポートの実際や育児生活の工夫、育児休業制度(産後パパ育休)の取得の要否や取得した理由など、実体験に基づくお話をしていただいています。

現在までに4回開催されており、いずれの回もほぼ満員となる高い参加率となっています。参加者アンケートでは「男同士で話すことができてよかった」「体験談が参考になった」「他のパパと話すことで自分の準備が足りないとわかった」などの感想をいただいています。

日常生活でパパだけでわいわいと子育てについて話す機会が少ない中、妊娠中のサポートはこうしたらいい、育休中はこういうふうに過ごしたい、子どもが大きくなったらこんなことをしたい、と笑顔で語らう様子が印象的です。社会的には産後パパ育休制度の創設や、父親の育児参加促進が進められていますが、出産・育児については依然として母親が中心的な役割を担いがちです。パパクラスでは、パパが自身の思いを積極的に口に出し、自分がどういうパパになりたいのかを見つめ直して整理する機会になっていると感じます。今後もマタニティークラスをきっかけに交流したり、知識を得たり、思いを整理したりできるように改善に努めてまいります。


パパクラスの様子
たくさんのパパが熱心にご参加くださいました
狩野 瑶生
5B周産母子ユニット
狩野 瑶生 (Tamaki Kano)

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