治療法の詳細
脊椎脊髄病学会指導医制度について
脊椎や脊髄の疾患はその診断や治療において専門性が高く、日本脊椎脊髄病学会は診療の質を高めることを目的として指導医の認定制度を導入しております。この資格取得には300件以上の脊椎脊髄手術記録の提出・一定数の論文業績などが義務づけられており、取得後は学会のホームページで氏名、所属施設が公開されています。当科では術後感染などをはじめとする手術に際する偶発症をできるだけ抑える努力を行いながら、脊椎脊髄疾患の治療を行っています。
【主な疾患と手術法のご説明】
頚椎症性脊髄症・頚椎後縦靱帯骨化症
頚椎後弯症
頚椎椎間板ヘルニア
脊髄腫瘍
腰椎椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
よくあるご質問
手術を受けられますか?
お預かりした診療情報提供書や資料を参考にしながら医師が判断いたしますので、診察をお受けいただいてからの判断となります。
診察後、実際に手術を行うまでにどの程度待ちますか?
1カ月以内に手術が出来ることが多いですが、診察時の所見によっては医師の判断で早急に手術を実施させていただくこともあります。
また、透析をはじめとした特殊な全身管理が必要な場合には2カ月以上お待ちいただく場合もございます。
手術後はどれくらいで退院できますか?
術前の状態や手術内容によってさまざまです。
インプラントを用いない手術では術後1週間以内に退院できることが多く、インプラントを併用する手術では術後1~2週間程度です。
退院までに2週間以上を要する場合には、原則的にはソーシャルワーカーの補助のもとでリハビリテーション病院に転院し、訓練・療養を継続していただくことになります。