特徴・特色
医療安全推進室は、2004年3月に設置されました。当センターでは、日々のインシデント・アクシデント報告を収集し、個々の事例の背景や事故の要因を把握するように努めています。そのために、医療安全推進室や時には医療安全推進委員会のメンバーが、報告者や現場のスタッフから話を聞いたり、インシデント・アクシデントの発生した場所を訪問したりしています。また、室員による定例会議を週に1回、医療安全推進委員会を月に1回開催し、重大事例を中心にさまざまな職種の視点で話し合いの場を持っています。そこで話し合われた結果を毎月の運営会議で診療科部長や部門長などに報告しています。また、医療安全文化の定着を目的に、全職員を対象とした職員必須研修をE-learningで行っています。このような多面的な活動を通じて、全ての患者さんに安全で安心な医療を提供できる体制作りを進めています。
主な業務
医療安全の感性を高め、安全・安心の医療を提供できるように活動しています。
- インシデント・アクシデント事例の収集・分析・対策・情報管理を行っています。
- 医療安全推進室定例会の開催:週1回
- 医療安全推進委員会の開催:月1回
- 看護師長会での報告:月1回
- 運営会議での報告:月1回
- リソースナース(老人看護専門、糖尿病看護特定認定)との検討会:月1回
- 院内で発生しているアクシデントを全職員に発信しています。
- 電子カルテを使用して全職員に情報を共有しています。
- 医療安全ニュースを配信しています。
- 職員に対する教育・研修
- 医療安全推進室・感染管理室による職員必須研修の実施:年2回(前期、後期)
- BLS(一次救命処置)・AEDの講習会:年3回
- 看護職に対するKYT、QuickSAFERの講義:リンク会議時
- 安全川柳(職員作成)による啓蒙活動
- 各部署の安全対策推進活動への支援をしています。
- 各部署へラウンドを行っています。
- 各部署の安全対策に関するカンファレンスに参加しています(適宜)。
- 各部門・部署の安全リンクスタッフを中心に作成する、医療センター版「医療安全知恵の輪」の発行しています。
- 自己研鑽(学会・研修の参加)をつみながら、全職員に安全・安心な医療を提供するために活動をしています。
職員必須研修
BLS研修