出生前相談外来(遺伝カウンセリング)
高年妊娠や生殖補助医療による妊娠、あるいは上のお子さんに先天性疾患が認められたなどで相談を希望する方を対象とし、臨床遺伝専門医かそれに準じる産婦人科専門医が遺伝カウンセリングを行い、出生前検査について夫婦で納得できる意思決定ができるように支援しています。
原則として夫婦での受診をお願いしています。
予約枠は30分、費用は10,000円(非課税)です。
母体血清マーカー検査クアトロテスト |
妊娠15週以降 |
30,000円 |
母体血胎児染色体検査NIPT |
妊娠11週以降 |
120,000円
※2022年10月1日から変更しました |
羊水染色体検査 |
妊娠16週以降 |
160,000円 |
スクリーニングエコー外来
最新の超音波機器を使用し、産婦人科専門医の資格を持った医師が担当します。
スクリーニングエコー検査 |
妊娠24週~28週ごろ |
5,000円 |
※セミオープンシステムをご利用の方は35週ごろに行っています。
スクリーニングエコーでは、先天性形態異常がないかどうかを調べています。先天性形態異常の種類はとても多く、重症なものから医学的には問題ない軽微なものまで程度はさまざまです。病気の種類によっては胎児期に診断することで出生直後からスムーズに治療を開始することができます。
しかし、一般的に先天性形態異常のうち妊娠中の超音波検査で検出できるのは50~60%と報告されていますので、出生後に見つかることも少なくありません。当センターでは、赤ちゃんの病気が見つかってもすぐに対応する新生児科があり、安心して赤ちゃんを迎えることができます。
お薬相談外来
妊娠中に使用する薬の胎児への影響や、出産後の授乳への影響について産婦人科医と薬剤師が対応します。多くの薬は妊娠中や授乳中に使用が可能ですが、十分な知識と理解がないと、妊娠中や授乳中の服薬を中断して基礎疾患が悪化したり、授乳を諦めてしまったりすることにつながります。
使用している薬についての最新の情報を丁寧に説明し、安心して妊娠期、授乳期を迎えられるように支援します。また、場合によっては、より安全な薬への変更を提案して、処方している医師・医療機関と連携をはかります。
お薬相談外来は完全予約制、自費診療です。
予約枠は30分、費用は妊娠中の薬の相談は5,000円(非課税)、授乳中の薬の相談は3,500円(税込)です。
予約はお電話にて承ります(出生前相談外来、お薬相談外来)
【産科外来】
03-3400-1311(代表) ※
「産科の○○外来の予約希望です」とお伝えください。
受付時間 平日 13:00~16:00