【TeaTime97号】あなたの治療を支えるプロフェッショナル集団

あなたの治療を支える プロフェッショナル集団 vol.2

2026年8月掲載:Tea Time 97号(2026年・夏号)

病院での治療というと、医師と看護師の活躍を思い浮かべるかもしれません。しかし実は、患者さんを支えるために、多くの専門職がプロ意識を持ち、力を合わせて働いています。ここでは、普段は見えない「チーム医療」の現場を紹介します。各部署のスタッフが、今伝えたいことを直接お届けします。

プロフェッショナル集団イラスト

患者さんの「回復しようとする力」を最大限に引き出す

看護部 馬目 裕子

病院の中で最も多くのスタッフが所属するプロフェッショナル集団、それが看護部です。私たちは「その人が生きる力を引き出すことを支援する」という理念を掲げ、多職種で協働して日々患者さんの治療と生活を支えています。

看護職の役割は、単に診療を補助するだけではありません。けがや病気に向き合う患者さんの不安に寄り添い、本来備わっている「回復しようとする力」を最大限に引き出せるよう、心身両面から専門的なケアを提供することにあります。

多様な専門性をもった看護職が手を取り合い、一丸となって皆さまの療養生活を支えます。治療の道のりを共に歩み、患者さんの生活を支えるパートナーとして、いつでも私たちを頼ってください。

看護部 スタッフ
4月に新たな仲間を迎え、皆様の療養生活を支援してまいります(当センターヘリポートにて撮影)

少しでも傷がよくなるようにチームで支えています

褥瘡対策チーム/皮膚科医師 竹腰 知紀

当センターには、褥瘡(床ずれ)を防ぎ、治すための専門チームがあります。皮膚科医、皮膚・排泄ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士、事務職員が協力し、身体の状態や生活スタイルに合わせて、傷の治療だけでなく、日頃のスキンケア、寝具や体位の取り方、必要な栄養の取り方などを一緒に考えます。病棟では褥瘡回診を行い、傷の状態を確認しながら、その場でケアの工夫や予防のポイントを共有しています。主治医とも連携し、できるだけ褥瘡をつくらないこと、できてしまった場合も少しでも良くなることを目指して、日々活動しています。

褥瘡対策チーム

より安心して受けられるCT・MRI検査へ

放射線課 緒方 達哉・海保 友里

当センターでは、CTやMRIの造影検査をより安心して受けていただけるよう、検査の流れを見直しました。

これまでは検査室内で点滴の準備を行っていましたが、現在は事前に処置室で準備を行ってから検査室へご案内しています。これにより、検査室で過ごす時間が短くなり、患者さんの負担軽減や待ち時間の短縮につながっています。

また、診療放射線技師と看護師が検査前の情報をしっかり共有し、安全確認を行うことで、安全に検査を受けていただける体制を整えています。

検査中に不安なことや気になる症状がありましたら、遠慮なくスタッフへお声がけください。今後も患者さんに安心して検査を受けていただけるよう、より良い検査環境づくりに取り組んでまいります。

CT・MRI検査 スタッフ
IVルーム(処置室)内

「早期離床・早期自立・早期退院」を目指して

リハビリテーション技術課 樋口 晶

リハビリテーション技術課には、理学療法士17名、作業療法士5名、言語聴覚士4名、看護師1名、受付1名が在籍しています。整形外科疾患では手術翌日から、脳梗塞などの脳血管疾患では発症から3日以内のリハビリテーション開始を目指しています。

また、救命救急センターや集中治療室(ICU)で心がけていることは、多職種での協働です。入室から48時間以内に早期離床プログラムを立案し、リハビリテーション科の基本方針である「早期離床・早期自立・早期退院」を目指してリハビリテーションを行っています。最近では、退院後も継続して運動やリハビリテーションを実施していただけるよう、退院時のリハビリテーション指導にも力を入れています。患者さんご本人だけでなく、ご家族にもご協力いただいています。

リハビリテーション技術課 スタッフ

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