【TeaTime96号】あなたの治療を支えるプロフェッショナル集団

あなたの治療を支えるプロフェッショナル集団

2026年6月掲載:Tea Time 96号(2026年・春号)

病院での治療といっても、医師と看護師の活躍を思い浮かべるかもしれません。しかし実は、患者さんを支えるために、多くの専門職がプロ意識を持ち、力を合わせて働いています。ここでは、普段は見えない「チーム医療」の現場を紹介します。各部署のスタッフが、今伝えたいことを直接お届けします。

プロフェッショナル集団イラスト

お薬を渡す以外の薬剤部のお仕事

薬剤部 本田 和照

病院の薬剤部は「薬を作って患者さんに渡すだけの部署」と思われるかもしれません。実は、調剤や医薬品管理のほかにも、医療を支える大切な役割を担っています。

例えば、薬の用法・用量の確認はもちろん、薬の効果を最大化して副作用を最小化するための投与設計、ベッドサイドでの服薬指導や投与後の効果・副作用のチェック、さらには災害救護活動まで、薬に関するあらゆる業務を日々行っています。私たちは「薬の専門家」として、他職種と連携しながら、患者さんとご家族に寄り添った安全な医療を全力でサポートします。

お薬のことで気になる点は、いつでも私たちにご相談ください。

スタッフ集合写真

苦痛を和らげるためにチームでサポート

緩和ケアチーム 緩和ケア科医師 秋山 大

当センターの緩和ケアチームは緩和ケア医、精神科医、専門・認定看護師、認定薬剤師、管理栄養士、公認心理師、ソーシャルワーカーで構成され、お互いの専門性を生かして活動しています。

入院加療中のがんや慢性疾患の患者さんに対して、主治医や病棟スタッフと共に、身体的・精神的・社会的・心の奥底にあるやさしきれない思いなどの苦患を評価し、緩和する支援をします。疼痛やその他の身体症状に対する薬剤調整や、気持ちの整理がつかないようなつらい説明があったあとの精神的サポート、アドバンスケアプランニング(ACP)(治療方針や今後の療養についての意思決定支援など)に関わることで精神心理面のサポートをします。家族ケアについても病棟スタッフのサポートを行います。その他、切れ目のない緩和ケアの提供のため、外来通院中の患者さんにもチームで介入しています。

チームカンファレンス
緩和ケアチームによるカンファレンスの様子

聴力検査は治療や補聴器のために大切です

検査部 積田 雅央

耳鼻科における聴力検査は、聞こえの状態を確認し、治療や補聴器の活用につなげるための大切な検査です。臨床の要請から始まった検査部による聴力検査も、まもなく25年を迎えます。その間、2019年にWHO(世界保健機関)が難聴の管理を、認知機能低下や認知症リスクを下げるための重要な取り組みの一つとして示したことで、難聴が脳への刺激を減らし、人との関わりを少なくする可能性があることが広く知られるようになりました。

近年では、補聴器の使用を見据えたさまざまな検査が行われ、その数も増えています。検査部では耳鼻科医師の指導の下、皆様のより良い聞こえと安心につながる検査の提供に努めています。

検査スタッフ

当センターの活動をお届けします!

総務部 総務課 広報係

広報係は、当センターで行われる日々の活動やイベントを記録し、地域の皆さまに当センターをより身近に感じていただけるよう情報発信を行っています。本誌「Tea Time」も、院内各所の協力のもと、広報係が企画・編集を担当しています。

このたび、本号より、新連載「あなたの治療を支えるプロフェッショナル集団」をスタートします。急性期病院である当センターには、多様な部門や専門チームがあり、より良い医療の提供を目指してさまざまな取り組みを行っています。新連載では、それぞれの部門・チームの活動紹介やホットな話題、日々の工夫などをお届けしていきます。

今まで知らなかった当センターの魅力を、新たに発見していただけるかもしれません。次号以降もどうぞお楽しみに。

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