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がんゲノム

がんゲノム医療連携病院

「がんゲノム医療連携病院」とは、「がんゲノム医療中核拠点病院」・「がんゲノム医療拠点病院」とエキスパート会議で、がん患者さんのがん遺伝情報や個々に最適な治療薬を議論することができる病院です。 当センターは、2019年4月から「がんゲノム医療連携病院」に指定されています。「がんゲノム医療中核拠点病院」である東京大学医学部附属病院と連携し、2019年12月から保険診療で「がんゲノム医療」を開始しております。
当センターは、以前よりがんゲノム医療を臨床試験や日常臨床で推し進めており、すでに多くのがん患者さんに最適な治療薬を提供しています。

がんゲノム医療とは

「ゲノム」とは、遺伝子(gene)と染色体(chromosome)から合成された言葉で、DNAのすべての遺伝情報のことです。生きている過程で、私たちの体の設計図である「遺伝子」が悪い変化を起こします。通常であれば遺伝子は修復されますが、あるとき、そのしくみが働かなくなり、遺伝子変化が蓄積し、がんとなります。「がんゲノム医療」とは、この悪い変化を起こしている遺伝子を遺伝子パネル検査により同定し、効果が期待できる薬がないかを探す医療です。当センターでは、保険診療による『FoundationOne® CDX』と『OncoGuide™ NCCオンコパネル』、自費診療になりますが、『MSK-IMPACT™』と『Guardant360』による検査を実施しています。それぞれの検査の特徴は以下の通りです。さらに詳細を聞きたい方は当センターのがん相談支援センターにお問い合わせください。

遺伝子パネル検査

がん細胞の特徴をゲノム解析によって網羅的に調べ、がんと関連する多数の遺伝子の状態を確認する検査です。適切な薬剤や治療法、患者さんが参加できる可能性がある臨床試験・治験の有無を専門家チームで検討し、提案いたします。
詳細は、『がんゲノム検査のご案内』パンフレットをご覧ください。

相談窓口

がんゲノム医療や遺伝子パネル検査に関する一般的な情報提供や受診の方法については、まず、以下の相談窓口までご相談ください。

1階「がん相談支援センター」 03-3400-1311(代表)
相談時間 平日9:00~16:30  ※窓口・電話相談にて受け付けています。