救急科の臨床研修
臨床初期研修・特定診療科コース・救急科
当センターの臨床初期研修医カリキュラムの中に「救急科コース」が設定されています。コースのコンセプトは幅広く研修することを目的として、将来の救急科専門医を目指すコースです。ただし、「将来救急医は目指さないが、初期研修医の時期に多くの救急疾患患者の診療に触れておきたい」という方にも門戸を開いているコースです。
当センターの臨床研修カリキュラム(全コース履修者共通)は
【カリキュラム】
内科・6ヶ月+救急・3ヶ月+地域医療・1ヶ月(必修)+麻酔・1ヶ月+外科・2ヶ月+小児科・1ヶ月+産婦人科・1ヶ月+精神・1ヶ月(必修選択)
です。 17ヶ月/24ヶ月の必修研修です。
救急科コースでは
さらに、放射線・1カ月+救急・3~4カ月を履修する必要があります。(ここの救急・3~4カ月は1)-3)の救急科研修を指します。)
自由選択研修期間は2~3カ月ですが、将来は「救急科専門医」を目指す先生方には追加の救急研修を2カ月にして、自由選択研修期間を3カ月にして、様々な診療の研修を修めていただくことをお勧めしています。
救急科専門医を目指すために、救急診療を多く研修することが良いのではなく、初期研修の2年間では総合的な診療能力を体得することを目標としながら将来の救急科専門医を目指すことができるよう配慮しています。
救急科・専門研修カリキュラム
「救急科専門医」資格を習得することを目的としたプログラムです。
「日本赤十字社医療センター・救急科専門研修プログラム」はこちらをご覧ください。
救命救急センターならびに救急科への見学について
病院の定めるところに従い、多くの見学を受け入れています。
医学生
詳しくは「見学・実習の受け入れ」でご確認いただけますが、
5、6年生の見学を受け入れています。
基本的に夏休み期間は、東京都外の大学に在学する5年生のみの受け入れとしています(見学者の集中を回避するため)。
それ以外の時期、秋以降は5年生、春(新年度)から夏前までが6年生です。
クリニカル・クラークシップ:各大学のカリキュラムに基づいて、当センターでの実習を受け入れています。ただ同一大学からの実習生の実習時期が重複することは避けていただいております。
詳しくは教育研修推進室へお問い合わせください。
臨床初期研修医の先生方
後期研修等で当救命救急センターを見学されたい方は、通年で受け入れております。教育研修推進室にお問い合わせください。