間質性肺炎センターを開設いたしました!
2023年10月1日に間質性肺炎センターを新規に開設いたしました。間質性肺炎はなじみの少ない病気であると思いますが、難治性の病気であるため専門的な診断ならびに治療が必要です。当院では医師による診断や治療だけではなく、看護・リハビリ・栄養といった総合的なヘルスケアを行い、患者さん・ご家族に寄り添った医療を提供します。間質性肺炎を専門に扱うセンターは国内でも非常に少数であり、集約化することでより適切な医療を提供していくことが可能です。かかりつけ医療機関や健康診断・人間ドックなどにて間質性肺炎が疑われた場合など、当センターにご相談いただければ幸いです。
詳細は間質性肺炎センターホームページをご覧ください。なお、専門外来に関しましては2024年4月から開設予定です。
呼吸器内科 News & Topics
2023年度はスタッフ医師5名+後期研修医5名+初期研修医1~2名の人員でチーム医療を行います。外来は月曜日から金曜日の毎日午前および午後に行い、連日午前のみならず午後も紹介を受け付けております。外来ではできる限りお待たせしないように予約制としておりますが、当日の予約外診療も受け付けています(待ち時間が長くなります)。
当科は内科学会、呼吸器学会、呼吸器内視鏡学会、アレルギー学会、がん治療認定医機構などの認定施設であり、専門医・指導医も複数在籍しており高度な診療が受けられます。
間質性肺炎に対しては、専門外来(水曜日午前・午後、金曜日午後)を開設し、高度な診断と治療を行っています。また、難治性喘息(火曜日午後)や肺がん(月曜日午後)に対する専門外来を開設しています。
国内外の学会への積極的な参加および発表、臨床研究論文の執筆・投稿や、医師の国内有名施設派遣・研修を行い、最新の知見を得るよう努力しております。
また、症状などが安定した患者さんには積極的に逆紹介を行うことで地域の医療機関との連携を推進しています。入院加療や救急診療が必要になった場合は拝見しますので、安心して逆紹介・地域連携をお受けください。
当センター公式YouTubeでは在宅酸素療法に関する動画を配信しています
当センター公式YouTubeにて、在宅酸素療法をしている方が自宅でできる呼吸リハビリテーションを紹介しています。
呼吸リハビリテーションに重要なコンディショニングや筋力トレーニングを理学療法士が実演していますので、 ぜひ継続して実施してみてください。
呼吸リハビリテーションの動画はこちら。
新たな取り組み(医療者向け)
肺ミル
2021年2月1日から、新しい取り組みを始めました。その名も「肺ミル」です。
こちらは株式会社エクスメディオさんと共同で作成したコンテンツです。医師が、ネット上で気軽に呼吸器専門医にコンサルトを行うことができる、というツールです。
詳細はこちらをご参照ください。

2020年からの新型コロナウイルス感染症の広がりに伴い、呼吸器専門医の需要が高まっていると感じています。
・僻地や地方部の施設で、呼吸器専門医がいない病院において、気軽にネットでコンサルトしたい
・新型コロナウイルス感染症も含め、あらゆる呼吸器の病態で困った際に専門家からアドバイスが欲しい
そのようなニーズに答えるため、「肺ミル」を開発いたしました。質問される先生は匿名で質問可能です。質問者は医師のみとなっております点、ご注意ください(事前登録が必要です)。
質問に対する回答は当センターの呼吸器内科スタッフが担当いたします。当センターは肺がん、肺炎、喘息、COPD、間質性肺炎から新型コロナウイルス感染症に至るまで、幅広く呼吸器診療を行っております。
多くの先生方からのご質問をお待ちしております。
特色
胸部異常影(健診異常など)
・健康診断などで胸に影があると言われると大変心配になります。当科ではできる限り受診していただいたその日に高精度のCTを撮影し、結果を説明することとしております(場合によっては当日CTを撮影していただき、血液検査の結果などと合わせて後日結果を説明する場合もあります)。
・肺がんが疑われる場合など精密検査が必要と言われた場合は、呼吸器内科外来を受診してください(月曜日から金曜日までのすべての曜日で対応可能です)。
・手術が最も望ましい患者さんには呼吸器外科に紹介し万全の体制で手術に臨みます(当院呼吸器外科でロボット(ダ・ヴィンチ)手術を行っています)。
・放射線治療が望ましい患者さんには放射線腫瘍科とのスムーズな連携により最新鋭の放射線機器による治療を行います。
・呼吸器内科が窓口となり関連各科に適切に診断・治療を依頼していきます。
間質性肺炎
・間質性肺炎は難治性の病気であり、適切な診断と治療が重要です。高度で専門的な知識を必要とする病気です。
・間質性肺炎専門外来を設けています(水曜日午後の猪俣副部長外来および金曜日午後の久世医師外来)。治療などご相談ください。
・間質性肺炎の中でも最も難しい病気である特発性肺線維症(IPF)の治療に対して、当科主導の多施設共同前向き研究(J-AVENGERS, UMIN000039027)を行っています。
・当科では抗線維化薬(ピルフェニドン、ニンデタニブ)による治療を積極的に行っています。
・最先端の検査である「クライオバイオプシー」を導入しています。この検査により、間質性肺炎の診断能は飛躍的に向上しています。国内でも現在数少ない施設でしか行うことができない検査であり、多くの施設から依頼を受けています。
・クライオバイオプシーに関して2018年7月より当センターが主施設として多施設共同前向き研究(気管支鏡下クライオバイオプシーの安全性、有用性に関する多施設共同研究、UMIN000033284)を行っており、現在得られた結果を解析中です。
・特発性間質性肺炎に対する全国調査である多施設共同前向き観察研究(NEJ030)に参加し、積極的に臨床研究を行っています。
肺がん
・院内にPET-CT、放射線治療のリニアック治療装置および定位放射線治療装置であるサイバーナイフがあるため、院内で肺がんに対するトータルな診断・治療が行えます。2019年10月より最新の機器(トモセラピー(Radixact・ラディザクト))が導入されました。これらにより強度変調放射線治療(IMRT)といった高精度放射線治療が行えます。
・国際多施設共同試験(治験)に参加し、よりよい治療法の開発に貢献しています。
・進行非小細胞肺がんに対しては、最新の免疫チェックポイント阻害薬(ICI)と化学療法(抗がん剤)を併用した「ICIコンビネーション治療」を積極的に行っています。
・局所進行非小細胞肺がんに対しては、化学療法(抗がん剤)と根治的胸部放射線治療の併用療法を行った後の免疫チェックポイント阻害薬(デュルバルマブ)による維持療法を積極的に行っています。
・進行非小細胞肺がんに対する免疫チェックポイント阻害薬を用いた前向き臨床研究(抗PD-1抗体既治療進行非小細胞肺がんに対する抗PD-L1抗体治療の前向き研究、UMIN000033288、および抗PD-L1抗体既治療進行非小細胞肺がんに対する抗PD-1抗体治療の前向き研究、UMIN000033657)を当センターで行っています。
・がん専門病院とは違い、循環器内科・腎臓内科・糖尿病内分泌科などが院内に充実しているため、様々な合併症のある患者さんの治療も可能です(病状によります)。
・分子標的治療薬(オシメルチニブ、ゲフィチニブ、エルロチニブ、アファチニブ、クリゾチニブ、アレクチニブ、ダブラフェニブ、トラメチニブ)や免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ、デュルバルマブ)を積極的に使用しています。
・呼吸器内科外来を受診ください(月曜日から金曜日までのすべての曜日で対応可能です)。セカンドオピニオンも多数受けております。
気管支喘息
・積極的に治験を受託し、よりよい治療法の開発に貢献しています。
・症状の強い難治性喘息や咳喘息、長引く咳でお悩みの方は呼吸器内科外来(出雲部長 月曜日午前・午後、火曜日午後・水曜日午前)までご相談ください。水曜日午前が初診の外来です。
・難治性の気管支喘息に対しては抗IgE抗体治療(オマリズマブ)、抗IL-5抗体治療(メポリズマブ)、抗IL-5受容体α抗体治療(ベンラリズマブ)、IL-4/13受容体モノクローナル抗体治療(デュピルマブ)および気管支鏡を用いた治療である気管支サーモプラスティといった難治性喘息に対するすべての治療が可能です。
・IL-4/13受容体モノクローナル抗体治療(デュピルマブ)に関しては、当センターで前向き臨床研究(J-DREAM, UMIN000036337)を行っています。
・抗IL-5受容体α抗体治療(ベンラリズマブ)に関しては、当センターで前向き臨床研究(J-BEST, UMIN000031951)を行っています。
・気管支サーモプラスティに関しては、当センターが主施設として多施設共同研究(UMIN000025244)を行っています。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
・COPDは主にタバコによっておこる病気で、咳・痰・息切れなどがおこります。そのような症状のある場合は呼吸器内科外来へご相談ください。
・新たな薬物療法や内視鏡治療などを積極的に取り入れています。
・COPDに対する実地臨床における3成分配合1⽇2回吸⼊剤の効果予測因⼦同定および有効性・安全性に関する前向き研究(J-BRAVE, UMIN000038169)を行っています。
・COPD患者に対する実地臨床における3成分配合1⽇1回吸⼊剤の効果予測因⼦同定および有効性・安全性に関する前向き研究(J-TREND, UMIN 000038167)を行っています。
・渋谷区医師会および渋谷区の基幹病院と連携して「COPD連携システム」を運用し、かかりつけ医院や病院と病診連携を積極的に行っています。
重症花粉症(重症季節性アレルギー鼻炎)
・重症の花粉症の患者さんに対して抗IgE抗体療法であるオマリズマブ(ゾレア)による治療を耳鼻咽喉科と共同で行っております。オマリズマブ(ゾレア)は季節性アレルギー性鼻炎に対する世界初の抗体製剤です。
・抗ヒスタミン薬などの既存の薬物治療によって症状が十分に管理できず、症状が非常に強く、QOLや労働生産性の低下が見られる重症又は最重症患者さんが対象となります。
・当科では「実地臨床における季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)に対するオマリズマブの効果予測因子同定に関する前向き研究(J-Oasis, UMIN000039245)を2020年1月より行っています。
・症状の強い花粉症でお悩みの方は呼吸器内科外来(出雲部長 月曜日午前・午後、火曜日午後、水曜日午前)までご相談ください。水曜日午前が初診の外来です。
気管支鏡検査
・苦痛の多い咽頭麻酔は行わず、静脈麻酔を使用することで検査に伴う苦痛の軽減につとめています。
・超音波気管支鏡やクライオバイオプシーといった最先端の検査装置を使用しています。
・国内だけではなく国外からも多くの研修や見学希望があり、わが国の先端教育施設の1つです。研修や見学に関してのお問い合わせは部長の出雲までご連絡ください。
・確実な診断を第一に考え、気管支鏡検査のみにこだわらず、CTガイド下経皮生検や外科生検、リキッドバイオプシーなど患者さんの状態や状況に応じたベストな方法を提案します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
・当センターではこれまで脳神経外科で診療を行っていましたが、2019年5月より呼吸器内科で診療を行うことになりました。最新の診断機器を新たに導入し、診療を行っています。
・SAS外来を設けております(木曜日午後の佐竹医師外来および石川医師外来)。
呼吸器内科スタッフよりメッセージ
呼吸器にはいろいろな病気があり、難しいものや長引くものもあります。日赤医療センター呼吸器内科では、ご相談に来ていただければできることをご提案し、患者さんと話をしながら治療を進め、持てる力を尽くしてできるだけのことをしていきたいと思っています。医師・看護師をはじめすべての職種のスタッフが力を合わせて患者さんとご家族を全力で支えたいと思います。
扱う疾患
このような症状の方を診察いたします
せき、たん、息切れ、呼吸困難感、血痰、胸痛、胸部異常陰影
主な検査・手技
呼吸機能検査、気管支鏡検査、局所麻酔下胸腔鏡検査、CTガイド下肺生検、ポリソムノグラフィー、6分間歩行試験、呼気一酸化窒素(FeNO)検査、気管支サーモプラスティ、気管ステント留置・高周波装置
主な実績
診療実績(2022年度)
入院
延患者数 |
新患者数 |
1日平均患者数 |
7,511 |
748 |
22.6 |
外来
延患者数 |
新患者数 |
1日平均患者数 |
14,438 |
1,074 |
59.4 |
入院患者内訳(主な疾患)
(※以下、各年1月~12月)
|
2015年 |
2016年 |
2017年 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
肺がん |
267件 |
293件 |
242件 |
244件 |
262件 |
221件 |
290件 |
288件 |
肺炎 |
97件 |
130件 |
118件 |
162件 |
151件 |
170件 |
51件 |
57件 |
間質性肺炎 |
37件 |
23件 |
40件 |
69件 |
60件 |
31件 |
71件 |
84件 |
肺気腫・COPD |
29件 |
16件 |
18件 |
8件 |
17件 |
10件 |
17件 |
17件 |
喘息 |
17件 |
27件 |
44件 |
30件 |
26件 |
17件 |
9件 |
19件 |
慢性呼吸不全 |
15件 |
12件 |
20件 |
16件 |
6件 |
3件 |
3件 |
2件 |
気胸 |
10件 |
8件 |
14件 |
26件 |
18件 |
13件 |
10件 |
16件 |
肺非結核性抗酸菌症 |
8件 |
6件 |
12件 |
9件 |
2件 |
4件 |
10件 |
7件 |
悪性胸膜中皮腫 |
2件 |
2件 |
1件 |
0件 |
4件 |
10件 |
0件 |
5件 |
サルコイドーシス |
10件 |
4件 |
1件 |
10件 |
10件 |
3件 |
4件 |
6件 |
肺結核 |
13件 |
3件 |
11件 |
8件 |
4件 |
9件 |
6件 |
7件 |
転移性肺がん |
6件 |
3件 |
6件 |
0件 |
1件 |
2件 |
6件 |
4件 |
肺アスペルギルス症 |
2件 |
6件 |
4件 |
7件 |
3件 |
2件 |
5件 |
7件 |
肺高血圧症 |
3件 |
2件 |
1件 |
0件 |
0件 |
5件 |
3件 |
1件 |
過敏性肺臓炎 |
3件 |
1件 |
3件 |
7件 |
2件 |
3件 |
5件 |
6件 |
肺動脈血栓塞栓症 |
1件 |
0件 |
2件 |
3件 |
0件 |
2件 |
2件 |
1件 |
気管支拡張症 |
2件 |
5件 |
5件 |
8件 |
2件 |
1件 |
4件 |
1件 |
アレルギー性気管支肺真菌症 |
2件 |
0件 |
0件 |
0件 |
0件 |
0件 |
0件 |
0件 |
膿胸 |
4件 |
4件 |
5件 |
4件 |
10件 |
8件 |
5件 |
10件 |
気管支鏡
2012年 |
2013年 |
2014年 |
2015年 |
2016年 |
2017年 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
229件 |
246件 |
208件 |
248件 |
254件 |
312件 |
279件 |
233件 |
270件 |
295件 |
297件 |
クライバイオプシー
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
87件 |
110件 |
112件 |
135件 |
140件 |
CTガイド下経皮肺生検
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
22件 |
35件 |
40件 |
48件 |
49件 |
局所麻酔下胸腔鏡
2012年 |
2013年 |
2014年 |
2015年 |
2016年 |
2017年 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
7件 |
6件 |
1件 |
11件 |
6件 |
5件 |
2件 |
4件 |
3件 |
5件 |
8件 |
気管ステント・EWS(気管支瘻孔閉鎖術)
2017年 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
7件 |
10件 |
13件 |
8件 |
7件 |
11件 |
これから専門研修(専攻医・後期研修)をされる初期研修医の皆さんへ
・初期研修を終えた後の専門研修(専攻医・後期研修)は医師人生を決める上で非常に重要な時期です。
・当センターの呼吸器内科では、2023年度は5名の後期研修医がお互いに切磋琢磨しながら研修しています(さらに3名は連携施設で研修中です)。
・呼吸器内科の専門研修は新専門医制度で当センターが基幹病院となる内科専門研修プログラム内でのsubspecialtyとして実施します。
・当センターの内科専門研修プログラムはsubspecialty重点コースが充実していることが特徴です。
・呼吸器内科の専攻医募集人数は当センター内科全体の募集8名(1名は地域連携枠)の内の若干名(1~2名)です。
・呼吸器内科では呼吸器学会が示す呼吸器専門研修概念図の内の「呼吸器重点研修タイプ(2年型)」を想定しています。3年間の内科専門研修の内の2年(地域連携枠は1年半)は当センター呼吸器内科での研修+1年(地域連携枠は1年半)は連携施設での呼吸器内科(一般内科など含む)研修の予定です。
・連携施設や問い合わせ先など詳細については「呼吸器内科の専門研修の詳細」をご覧ください。
・呼吸器学会の連携施設は、国内の複数の大学病院、ナショナルセンター、呼吸器専門病院、都内を含めた市中基幹病院など36の施設と連携しています。
・後期研修中に病棟での診療はもとより、呼吸器内科外来診療、ICUでの集中治療管理、気管支鏡や局所麻酔下胸腔鏡、クライオバイオプシー、EWS、ステントなどの手技も積極的に行っています。
・2022年度はスタッフおよび後期研修医で呼吸器関連学会での国内学会発表約15件、国際学会3件(コロナ禍で減少)、海外を含む複数の招請講演、英語論文11件であり、
学術活動を積極的に行っています。
・後期研修医の先生方も国内外の学会発表はもとよりスタッフの指導のもと臨床研究での英語論文も複数投稿しています(ただし当センターは基礎研究施設ではありませんので基礎研究は行えません)。
・スタッフおよび初期研修医とのチームで診療しているため、当直明けは半日休としています(場合によっては当直明けの代休を他の日に振り替えることもあります)。
週末は当番制とし、できる限りオンオフのメリハリがつけられるようにしています。
・皆さんのこれからの医師人生の一助となるよう呼吸器内科スタッフも全力で取り組みたいと思っています。日本国内での呼吸器内科専門研修をお考えの皆さんは是非一度見学に来てください。
医学生の皆さんへ
日赤医療センター 初期研修プログラムでの呼吸器内科研修について
・内科の中でも特に重要と言える呼吸管理が学べます。
・ジュニアレジデント(初期研修医)の担当患者数は10人程度です。
・感染症、肺がん、アレルギーなど多彩な疾患が経験できます。
・大学病院やNational centerなどの呼吸器内科では入院患者さんの多く(80%以上)が悪性腫瘍ということがありますが、当科は悪性腫瘍と非悪性腫瘍の割合が約50%であり、また救急からの入院も多く、初期研修ローテートでバランスよく経験ができます。
・詳細は「医学生の皆さんへ 初期研修プログラム内での呼吸器内科研修について」をご覧ください。
当科の紹介記事
当科の出版書籍
・呼吸器専門医・内科専門医呼吸器分野 試験対策 一問一答!
粟野 暢康 編集 2022年6月発刊 医療科学社

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・呼吸器内視鏡実践マニュアル 改訂新版 呼吸器内視鏡を用いた診断と治療
出雲 雄大 編集 2021年4月発刊 医療科学社

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・COVID-19の病態・診断・治療 現場の知恵とこれからの羅針盤 別冊『呼吸器ジャーナル』
出雲雄大 各施設の対応-日本赤十字社医療センター 2021年1月発刊 医学書院

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・呼吸器内科医が解説!新型コロナウイルス感染症COVID-19
粟野暢康、出雲雄大 監修・編集 2020年3月発刊 医療科学社

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・健康な100歳をめざして(当センターの書籍です)
出雲雄大、猪俣稔 共著 2019年7月発刊 桜の花出版

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・仮想気管支鏡作成マニュアル~迅速な診断とVAL-MAPのために~
出雲雄大、佐藤雅昭 編著 2017年6月発刊 医学書院

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・必携!呼吸器専門医試験のための実践問題と解説
粟野暢康、出雲雄大 編著 2018年2月発刊 医療科学社

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