看護師・助産師の仕事をのぞいてみよう
日本赤十字社医療センターの看護師・助産師の姿をご紹介します。
実際に働いている看護職員たちが、ひとりひとりの対象者をどのように大切に考え、
ケアを紡いでいるのか、一端に触れていただくことができれば嬉しく思います。
さまざまな部署の紹介を約5分間の動画にしています。私たちの目指す看護や、一緒に働く仲間について、ぜひ参考にしてください。
素敵な先輩たちの姿は将来のあなたかもしれません。
男性看護師のページ

当センターでは現在、58名の男性看護師が働いています。(2024年6月現在)
彼らのメッセージをご紹介します。
男性看護師からのメッセージ

ICU 看護師【新人】
看護師免許取得年:2025年
なぜ看護師になろうと思いましたか?
中学生の時に水害を経験し、災害現場において苦しむ人を支えることのできる仕事につきたかったからです。
日赤医療センターを選択した理由は?
都内にある赤十字病院であり、災害医療や救急医療に力をいれているので選択しました。
今後行いたい看護、キャリアアップの方向性は?
急性期看護の力を磨いていき、将来的には災害現場で活躍できる技術とアセスメント力を身につけていきたいです。
趣味・リフレッシュ方法・ストレス解消法は?
たくさん寝る、おいしいものを食べる、散歩

救命救急センター 看護師【プリセプター】
看護師免許取得年:2023年
なぜ看護師になろうと思いましたか?
人に尽くすことが好きで、人のためになる仕事に就きたいと思ったからです。
日赤医療センターを選択した理由は?
救急や災害救護に興味があり、ドクターカーやDMATの運用も行っている当センターで働きたいと思い、選択しました。
看護師になってよかったことは何ですか?
患者さんに顔や名前を覚えてもらったり、患者さんご家族から「ありがとう」を言ってもらえたりしたことです。
今後行いたい看護、キャリアアップの方向性は?
病棟での勤務を続けていき、救急領域での看護を磨いていきたいです。将来的には救急外来、ドクターカーの乗車などを目指していきたいです。
趣味・リフレッシュ方法・ストレス解消法は?
車でドライブすること
当センターに就職希望の男性看護師・男子看護学生にひとこと。
優しく頼れる先輩が多く、働きやすい環境だと思います。また丁寧に看護技術や知識を教えてくれるため、自身の成長にもつながります。ぜひ一緒に働きましょう!

12A病棟 看護師(糖尿病看護認定看護師、慢性疾患看護専門看護師)【スペシャリスト】
看護師免許取得年:2003年
なぜ看護師になろうと思いましたか?
子どもの頃は病弱で病院やクリニックにお世話になることも多く、看護師は身近に感じていました。一般の大学を卒業して就職をする時、自分自身が何をしたいのかを考え、看護師になろうと思いました。
看護師になってよかったことは何ですか?
患者さんがどんなことを大切にしながら生きてこられたのか、その価値観にふれることができたとき、看護の楽しさを感じることができています。
今後行いたい看護、キャリアアップの方向性は?
病気を抱えながら生きていく患者さんたちの支援をこれからもできるように、慢性疾患看護を深め実践していきたいと思います。

11A病棟 看護師長(看護管理学修士課程修了、認定看護管理者)【管理者】
看護師免許取得年:1996年
看護師になった動機は?
母が看護助手をしていたこともあり、幼い頃から医療系の職業に就くことが夢でした。その中でも、患者さんと一番深く関わることが出来る看護師に魅力を感じました。
今後行いたい看護、キャリアアップの方向性は?
現在、看護師長として看護管理に携わっていますが、認定看護管理者として患者さんは安心して質の高い医療・看護が受けられ、スタッフは楽しくやりがいを感じながら働ける病棟・病院づくりに貢献したいと思います。
当センターに就職希望の男性看護師・男子看護学生にひとこと。
当センターの男性看護師は、様々な部署で幅広く活躍しています。院内のプロジェクトチームや交流会など、部署を越えた男性看護師同士の交流もあり、とても働きやすい環境です。日本赤十字社医療センターはあなたの力を求めています!ぜひ一緒に楽しく働きましょう!
思い出に残る看護エピソード
赤十字看護師の救護活動
救護活動詳細はこちら
看護師の特定行為について
看護師の特定行為について(患者さん・ご家族の方へ)
看護師による特定行為とは
看護師による特定行為は、あらかじめ医師が定めた手順書に基づき、看護師が診療の補助行為を実施することで、保健師助産師看護師法および厚生労働省省令によって規定されたものです。
当センターでは、厚生労働省が定めた「特定行為に係る看護師の研修制度」を修了した看護師を「特定看護師」と呼んでいます。特定看護師は、高度で専門的な知識を持ち、医師の指示のもと患者さんの状態を適切に見極めて、迅速な医療ケアの提供を行います。
その実施にあたっては、患者さんの安全を第一に考え、医師をはじめとする多職種のスタッフと常に連携し、患者さんの安全を第一に考えています。
看護師による特定行為における説明と同意について
看護師のよる特定行為については個別に同意を得ることはありません(包括同意)。
ただし、いつでも辞退することができますので、担当医・看護師へお申し出ください。特定行為を辞退したことによる、治療上および看護上の不利益を被ることはありません。
当センターで実施している看護師による特定行為
当センターで実施している看護師による特定行為は以下の通りです(2024 年 10 月 1 日時点)。
特定行為区分 |
特定行為 |
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 |
侵襲的陽圧換気の設定の変更
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人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 |
創傷管理関連 |
褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 |
創傷に対する陰圧閉鎖療法 |
血糖コントロールに係る薬剤投与関連 |
インスリンの投与量の調整 |
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
循環動態に係る薬剤投与関連 |
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 |
脱水症状に対する輸液による補正
持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
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看護師による特定行為に関する情報とお問い合わせ先
1)特定行為及び特定行為研修に関する一般的な情報
看護師の特定行為に関する制度や内容について詳しくお知りになりたい方は以下をご確認ください。
・特定行為とは:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000050325.html(外部リンク)
・特定行為に係る看護師の研修制度:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077077.html(外部リンク)
・特定行為研修制度とは:日本看護協会 看護師の特定行為研修制度ポータルサイト
https://portal.tokutei-nurse-council.or.jp/about/(外部リンク)
2)当センターでの看護師による特定行為の実施に関するお問い合わせ
担当医、もしくは 1階 医事課窓口
看護師の特定行為研修における病院実習について
当センターは日本赤十字社特定行為研修等の協力施設として、特定看護師を育成しています。当センターでは研修課程の看護師が安全に実習を行える体制を整えています。
患者さんは特定行為研修における実習をいつでも辞退することができます。辞退を希望する場合には、担当医・看護師にお申し出ください。特定行為実習を辞退したことによる、治療上および看護上の不利益を被ることはありません。