当科のご紹介
手術室に入れば安心して眠りに就き、手術が終われば穏やかに目が覚める。安全にそして安心して手術を受けるため、手術室には麻酔科医がいます。一口に手術と言っても、10分以内で終わる手術と24時間を超える手術とでは状況が異なります。体重が1kgに満たないお子さんから、100歳を超える年配の方まで年齢も様々です。産科、心臓血管外科、胸部外科、脳神経外科、臓器移植など手術によって麻酔方法は異なります。幅広い知識を習得し、高度な技術に習熟し、様々な状況、年齢、手術に的確に対応することが私たち麻酔科医の役割です。
特色
麻酔科は医療のライフラインです。麻酔科医の迅速な対応が得られなければ高度先進医療を使命とする医療センターの機能を発揮することはできません。日本赤十字社医療センターでは、麻酔科常勤医師14名と非常勤医師17名が、集中治療科常勤医師1名とともに手術室での麻酔、集中治療、ペインクリニック、術前術後診察、心肺蘇生支援に24時間365日対応しています。手術室では看護師、臨床工学技士、薬剤師とともに周術期管理チームを結成して、関連する診療科と緊密に連携し、安全にそして安心して手術を受けて戴くため、スタッフ一丸となって日々診療に取り組んでいます。医学生、研修医に対する教育も麻酔科の重要な役割です。
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扱う疾患
手術適応のある疾患:術前診察、手術麻酔、手術室管理・運営
ICUでの集中治療:多臓器不全、高侵襲手術後、心拍再開後
ペインクリニック:神経障害性疼痛、低髄圧症候群、末梢性顔面神経麻痺、帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛
心肺蘇生支援:呼吸停止、心停止
主な検査
主な実績
診療実績(2023年度)
外来
延患者数 |
新患者数 |
1日平均患者数 |
3,870 |
703 |
16.0 |