周産母子センターのご紹介
「当センターでお産をご希望の方へ」
●産科の基本方針「赤ちゃんとお母さんにやさしい病院」 妊娠・出産・育児の主役は、お母さんとお父さん、そして赤ちゃんです。当センターは、母子の安全を見守り、女性の産み育てる力を引きだし、児の生きる力・育つ力を支えます。母と子にやさしい病院を目指して、「新しい生命の誕生を迎える家族」の主体性を尊重する支援型産科医療を行います。
●特徴・特色1) 「いいお産」と「母乳育児」を支援します。 自分らしく満足のできるお産にするためには、「自分で産む」主体的なお産を目指して、妊娠中からきちんと健診を受け、自己管理しましょう。
産科外来での妊婦健診は、医師と助産師の連携・協力による
チーム健診です。
バースプランシステムを活用し、医療者との話し合いをもとにお産のリスクを理解し、主体的にお産に臨みましょう。
分娩室エリアでは病院内で家族立ち会いの「家庭的出産」ができる環境を整備し、医師と助産師のチームがあなたの「いいお産」を応援します。お産直後の母子の肌と肌の接触(カンガルーケア)と早期授乳は、母子の絆を深めることでしょう。5B病棟は母子同室での母乳育児を支援します。退院後も母乳や育児のご相談をお受けしています。
2) 母子の合併症等への対応は、他科と連携協力して支援します。 妊娠中の産科異常や合併症での入院は、重症の場合は
母体・胎児集中治療室(MFICU)、中等症・軽症では5A病棟になります。母子の状態に応じて、
婦人科、
新生児科、
小児科、
小児外科、内科系各科、外科系各科、麻酔科、放射線科等と連携協力し、総合病院機能を活かして支援します。
3) 母子の救急医療に24時間365日対応します。 医学が進歩していますが、お産には予測できない危険を伴います。お産の進行中に異常が起きた場合は、状況を説明したうえで医学的支援を行います。夜間休日においても常勤スタッフが交替で診療にあたります。また、
スーパー総合周産期センターとして、他の出産施設または自宅で妊娠中や出産時に異常が起きた場合に、当センターへの搬送入院を受け入れています。母体救命搬送では
救命救急センター(EICU)、周産期搬送では
MFICUに入院して治療を受けます。さらに、早産、低出生体重児や異常をもつ赤ちゃんを診療する
新生児集中治療室(NICU)・治療回復室(GCU)があり、新生児専門のスタッフが生まれてきた赤ちゃんに対応しています。
4) オープンシステム・セミオープンシステムにより地域産科医療を支援します。地域の産科診療所・助産院と連携し、妊婦健診は近くの診療所・助産院で、出産は設備とスタッフの整った当センターで行います。診療所の医師、助産院の助産師が出産に立ち会い、当センターの医師、助産師と共同で母子を支援することもあります。


●産前・産後の妊婦健診や各種相談対応、母乳育児支援を行っています。マタニティークラスなどの参加手続きもこちらでどうぞ。
●おなかの大きい妊産婦さんの負担に配慮し、産科の待合椅子は他の診療科に比べてサイズが大きく背もたれがあり、ソフトな素材を使っています。
●産科医や助産師を中心に、薬剤師や医療ソーシャルワーカー、他科の医師などが協力して、チーム診療で母子の健診やケアにあたります。
<待合ロビー>
産科外来の待合ロビーは、隣接する小児保健と共同のオープンスペースになっているので、絵本やおもちゃが置いてあるプレイコーナーで遊ぶお子さんや、育児について情報交換するお母さんたちの姿が多く見られます。
<診察室・相談室>
8室ある診察室のうち2室は「助産師外来」専用です。
相談室では、妊娠中の体調管理や出産・母乳育児に関する疑問や不安など、あらゆる相談に応じています。
※写真は母乳相談室
<NST室>
NST(ノンストレステスト)は、妊娠後期に胎内の赤ちゃんの様子を確認する検査です。分娩監視装置を使って、赤ちゃんの心拍数や子宮収縮の状態を計測します。
診察室3つ分の広さの部屋に、リクライニング式のソファーが6台並んでいます。
計測時間は平均40分。計測中は音楽を聴いたり雑誌を読んだり、自由に過ごせます。

乳幼児健診や予防接種をはじめ、栄養・発達・知能など育児に関する悩みごとの相談も受け付けています。
●母乳相談
母乳育児中の多くのお母さんが、「母乳が十分ない」「赤ちゃんの体重が増えない」など不安を抱え悩んでいらっしゃいますが、ほとんどの方は問題ありません。少しでも不安に思うことがあれば、私たちにご相談ください。
●乳幼児健診(発達・発達相談)
乳幼児健診は、赤ちゃんの成長を確認するだけでなく、日ごろの悩みや疑問を解決できるチャンスでもあります。発達(首の据わり、寝返り、おしゃべり)や食事(卒乳のタイミングや離乳食メニュー)のことなど、育児に関する相談なら何でもOK。予防接種については、接種の有無(打つ・打たない)や時期をアドバイスします。


●分娩室は8つあり、すべて内装デザインが異なります。
●水中出産やフリースタイル出産を希望する方のために、浴槽や畳の付いている部屋もあります。
●好きな音楽をかけたり、お気に入りのアロマを焚いたり。ご自身で快適なお産環境をデザインしてみましょう。
●生まれたての赤ちゃんをお母さんの胸の上に乗せるカンガルーケアを実施しています。可能であれば母乳も与えます。肌と肌がぴたりと触れ合うことで赤ちゃんの呼吸が安定し、母子の絆が深まります。また、お母さんの皮膚の常在菌を赤ちゃんに移すことで、細菌感染への抵抗力をつける効果もあります。
●水中分娩を希望される方、関心をお持ちの方を対象に、定期的な説明会を開催しています。詳しくは産科外来にお尋ねください。
<一般分娩室>
キーワードは「日常生活の延長線上」。リビングルームのような内装の分娩室には、リクライニング式の分娩室、トイレ、洗面台を完備。産婦さんは、薄暗い部屋のほうがリラックスできるため、調光式の間接照明やダウンライトを多用しています。
<水中分娩室/LD1>
こちらは、パパも入れる2人用サイズの浴槽。
水中出産は、約37度の温水の中で出産する方法です。温水には、体と心の緊張をほぐし、陣痛を和らげる効果があります。浮力が働くため姿勢を変えるのも簡単です。
<水中分娩室/LD2>
こちらの浴槽は1人用サイズ。
<畳付き分娩室>
分娩台の上ではなく、立ったり座ったり、四つん這いになったり何かにつかまったりと、自由な姿勢で出産する方法をフリースタイル出産といいます。動くことで骨盤が広がり、重力が働いて赤ちゃんも下りやすくなります。
※家族参加型の出産におすすめです。畳の上でのフリースタイル出産はもちろん、立ち会うご家族の待機スペースとしても利用できます。
<分娩手術室>
分娩室の真向かいに手術室が2部屋あり、帝王切開が必要と判断されてから15分以内に赤ちゃんを取り上げられる態勢を整えています。このような、産科専門の手術室を完備している医療機関は全国でも当センターを含め数カ所しかありません。帝王切開のときでも、お父さんの立ち会いは歓迎ですよ!


●個室
一番広い特別個室(MSタイプ)は、ハイグレードな内装とバスが魅力。ご家族も一緒に宿泊できます。
そのほか、広さの異なる3タイプ(MA・MB・MC。いずれもユニットシャワー付き)をご用意しています。
●LDRルーム
「LDR」はLabor(陣痛)・Delivery(分娩)・Recovery(回復)の頭文字をとった略語です。妊婦さんは、入院から出産、退院までをこの部屋で過ごします。
●4床室
カーテンで仕切られた一般4床室と、家具で仕切られた準個室構造の部屋(MDタイプ)があります。
※MDタイプは差額ベッド代がかかります。
<個室/MSタイプ>
ダークブラウンの家具で統一された高級感のあるインテリア。
畳敷きの「和」の空間も楽しめる。
<個室/MBタイプ>
渋谷駅方面の部屋は、天気がいいと窓から富士山の眺望が!
<LDRルーム(MLタイプ)>
設備は特別個室(MSタイプ)と同じで、畳もある。
出産後には、分娩台がベッドに入れ替わる。
<4床室/MDタイプ>
家具で仕切られた4床室。相部屋ながらも個室感がある。

5Fのマザーフレンドリー(MF)ホールでは、これから出産する妊婦さんやご家族が妊娠・出産・育児について学ぶ「マタニティークラス」を開講しています。ご気軽にお申込みください。
各クラスの受講スケジュール等の詳細は
こちら(別ページに移ります)※右の写真はある日の出産クラス。
模型を使って、骨盤から胎児が出てくる仕組みを説明。
