放射線治療科

特徴・特色

平成19年4月より導入したCT治療計画装置を使用したことにより、腫瘍を三次元的にとらえ、より多くの放射線を腫瘍に投与し、周囲の正常臓器には最小限に止める治療技術が進歩して参りました。その結果、腫瘍致死効果が上がり、治療成績の向上にもつながっております。まさに、今最も大切とされている身体に優しい放射線治療が現実のものとなり、今後ますます発展していくことは確実です。

治療内容について

治療内容(治療効果、有害事象、経過観察等)は初診の際に詳細に御説明いたします。
各科より放射線治療依頼を受け、諸データを参考に診察→治療計画という流れで治療の準備をいたします。
実際の治療はリニアック(直線加速器)を使用した外部照射です。身体の外部より病巣部に対して放射線照射を行います。使用する放射線はエックス線です。診断で使用するエックス線と同じ性質ですが、治療に使用するため高エネルギーです。しかし、痛みや熱感等の外的影響はありません。
標準治療は月~金曜日までの週5回法です。治療期間は疾患により2~7週間と差があります。
入院・外来いずれでも可能ですが、治療内容、身体状況、通院条件等により適切に判断し対応いたします。
治療期間中は週1~2回の診察日をもうけ、治療効果や有害事象を詳細に観察し、必要な際には採血や画像検査を行い、照射野や総線量の再検討を行います。治療終了後もしばらくの期間は定期経過観察を実行いたします。

治療の予約について

各科の担当医より放射線治療依頼という形式で予約受診していただきます。

主な対象疾患

ほとんどの悪性腫瘍

脳腫瘍(原発性、転移性)、咽頭・喉頭癌、頚部リンパ節転移等の頭頚部癌、乳癌温存療法術後
食道癌、肺癌、消化器癌、前立腺癌、子宮癌、骨軟部組織腫瘍、転移性骨腫瘍など

一部の良性腫瘍

下垂体線腫、甲状腺機能亢進症、血管腫、ケロイドなど

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