呼吸器外科

当科のご紹介

呼吸器外科では、肺がんや転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍など、肺や縦隔に発生した腫瘍の手術治療を中心に診療を行っています。

自然気胸や膿胸、胸部外傷などの救急疾患に対しても、呼吸器内科、感染症科、救急科と協力して診療にあたっております。

常勤医2名と非常勤嘱託医の2名の診療体制をとっております。入院中は、外来で担当した常勤医2名が引き続き担当いたしますので、外来から入院、入院から外来へと、切れ目なく診療が継続できるような体制をとっております。

特色

渋谷区唯一のがん診療連携拠点病院の一部門として、関係他科(呼吸器内科、化学療法科、放射線科、病理部その他)と緊密に連携し総合的な治療にあたっています。
手術が必要になった患者さんに、心臓の病気や腎臓の病気、重度の糖尿病など持病がある場合、がん専門病院では対応が難しい場合があります。当センターは総合病院であるため、内科を中心とした多くの専門医により、持病に対する手術前後のケアを含め、十分な対応を行うことができます。
当科では1993年11月より胸腔鏡手術を導入しています。2010年からは肺がん手術にも胸腔鏡手術を適応し、早期退院、早期社会復帰を目指しております。

※手術を安全に受けていただくためのお願い~手術と喫煙について
手術を受ける患者さんがタバコを吸っている場合、吸うタバコの種類に関わらず、手術前後・手術中の身体的トラブル(合併症)が多くなり、入院期間が長くなるといわれています。
喫煙者は痰を出す能力が落ちているため、手術後に肺炎を起こす確率が高くなります。
また喫煙により傷が治りにくくなったり、手術前後の重大な血栓症(心筋梗塞・脳梗塞)が増えたりします。加えて、喫煙により痛みに敏感になるため、手術後に必要な鎮痛剤の量が増えます。

上記の理由で当科では、手術の日程が決まってから入院するまでの間、禁煙を強くお願いしています。
8週間の禁煙で、合併症の発生率が非喫煙者と同レベルになるといわれていますが、短期間の禁煙でも大きな意味があります。
なお当センターでは、館内は元より、敷地内全て禁煙となっております。
患者さん、ご家族のご理解・ご協力をお願いいたします。

扱う疾患

原発性肺がん転移性肺腫瘍自然気胸縦隔腫瘍・胸壁腫瘍、膿胸、炎症性・感染症肺疾患、胸部外傷

このような症状の方を診察いたします

  • 健康診断で肺に「影」があるといわれた方
  • 痰の検査で悪性細胞が検出された方
  • 咳、痰、血痰が続く方
  • がんの治療中に肺に「影」や「結節」ができた方
  • 突然、胸が痛くなったり息が苦しくなったりした方
  • 肩や首に痛みがあるが整形外科で異常なしといわれた方
  • タバコを吸っていて肺がんが心配な方

主な検査

主な実績

診療実績(2018年度)

入院
延患者数 新患者数 1日平均患者数
1,271 120 3.5
外来
延患者数 新患者数 1日平均患者数
2,368 175 9.7

疾患別手術件数の推移

                            
原発性肺がん
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
43 31 42 32 40 44 58
                         
転移性肺腫瘍
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
21 32 29 27 22 22 15
                          
自然気胸
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
19 23 24 21 13 15 13
                           
縦隔腫瘍
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
8 8 4 5 9 12 12
                           
間質性肺炎等のびまん性肺疾患のVATS肺生検
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
8 6 6 6 19 7 5

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