呼吸器内科

特色

肺がん

・院内にPET-CT、放射線治療のリニアック治療装置および定位放射線治療装置であるサイバーナイフがあるため、院内で肺がんに対するトータルな診断・治療が行えます。
・がん専門病院とは違い、循環器内科・腎臓内科・糖尿病内科などが院内に充実しているため、様々な合併症のある患者さんの治療も可能です(病状によります)。
・分子標的治療薬(ゲフィチニブ、エルロチニブ、アファチニブ、オシメルチニブ、クリゾチニブ、アレクチニブ)や免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ、ペムブロリズマブ)を積極的に使用しています。

間質性肺炎

・間質性肺炎専門外来を設けています(水曜日 PM、猪俣医師外来)。
・気管支鏡や外科的生検を病状の許す限り行い、抗線維化薬(ピルフェニドン、ニンデタニブ)による治療を積極的に行っています。
・特発性間質性肺炎に対する全国調査である多施設共同前向き観察研究(NEJ030)に参加し、積極的に臨床研究を行っています。

気管支喘息

・ 難治性の気管支喘息に対しては抗IgE抗体治療(オマリズマブ)、抗IL-5抗体治療(メポリズマブ)および気管支鏡を用いた治療である気管支サーモプラスティといった難治性喘息に対するすべての治療が可能です。
・気管支サーモプラスティに関しては、当センターが主施設として多施設共同研究(UMIN000025244)を行っています。

呼吸器内科スタッフよりメッセージ

呼吸器にはいろいろな病気があり、難しいものや長引くものもあります。日赤医療センター呼吸器内科では、ご相談に来ていただければできることをご提案し、患者さんと話をしながら治療を進め、持てる力を尽くしてできるだけのことをしていきたいと思っています。医師・看護師をはじめすべての職種のスタッフが力を合わせて患者さんとご家族を全力で支えたいと思います。

扱う疾患

このような症状の方を診察いたします

せき、たん、息切れ、呼吸困難感、血痰、胸痛、胸部異常陰影

主な検査・手技

呼吸機能検査、気管支鏡検査局所麻酔下胸腔鏡検査CTガイド下肺生検ポリソムノグラフィー6分間歩行試験呼気一酸化窒素(FeNO)検査気管支サーモプラスティ気管ステント留置・高周波装置

主な実績

診療実績(2016年度)

入院    
延患者数 新患者数 1日平均患者数
9,534 641 26.1
外来   
延患者数 新患者数 1日平均患者数
21,008 2,384 93.8
入院患者内訳(主な疾患)
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
肺癌 239件 201件 273件 331件 267件 293件 242件
肺炎 70件 67件 102件 61件 97件 130件 118件
間質性肺炎 28件 44件 38件 29件 37件 23件 40件
肺気腫・COPD 18件 20件 28件 23件 29件 16件 18件
喘息 18件 15件 25件 16件 17件 27件 44件
慢性呼吸不全 17件 9件 19件 17件 15件 12件 20件
気胸 14件 12件 16件 11件 10件 8件 14件
肺非結核性抗酸菌症 15件 15件 12件 14件 8件 6件 12件
悪性胸膜中皮腫 15件 21件 4件 2件 2件 2件 1件
サルコイドーシス 15件 8件 9件 6件 10件 4件 1件
肺結核 4件 8件 8件 14件 13件 3件 11件
転移性肺癌 2件 10件 7件 8件 6件 3件 6件
肺アスペルギルス症 6件 6件 6件 5件 2件 6件 4件
肺高血圧症 3件 2件 0件 1件 3件 2件 1件
過敏性肺臓炎 1件 5件 4件 2件 3件 1件 3件
肺動脈血栓塞栓症 1件 1件 1件 0件 1件 0件 2件
気管支拡張症 0件 1件 2件 3件 2件 5件 5件
アレルギー性気管支肺真菌症 0件 1件 2件 0件 2件 0件 0件
膿胸 0件 0件 2件 2件 4件 4件 5件
    
気管支鏡
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
255件 229件 246件 208件 248件 254件 312件
局所麻酔下胸腔鏡
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
15件 7件 6件 1件 11件 6件 5件
全身麻酔下手術
2016年 2017年
6件 21件
気管ステント・EWS(気管支瘻孔閉鎖術)
2017年
7件
呼吸器内科での専門研修(専攻医・後期研修)について

・呼吸器内科の専門研修は新専門医制度で当センターが基幹病院となる内科専門研修プログラム内でのsubspecialtyとして実施します。
・当センターの内科専門研修プログラムはsubspecialty重点コースが充実していることが特徴です。
​・呼吸器内科の専攻医募集人数は内科全体の募集9名の内の若干名(1~2名)です。
・呼吸器内科では呼吸器学会が示す呼吸器専門研修概念図の内の「呼吸器重点研修タイプ(2年型)」を想定しています。3年間の内科専門研修の内の2年間は当センター呼吸器内科での研修+1年間は連携施設での内科(呼吸器内科など含む)研修の予定です。これにより従来の後期研修と同じ研修期間で呼吸器専門医受験資格が得られます。
・連携施設や問い合わせ先など詳細については「呼吸器内科の専門研修の詳細」をご覧ください。

当科の紹介記事

Tea Time65号
 呼吸器内科が目指す新治療への挑戦

 HOT(在宅酸素雑誌)

当科の出版書籍

・仮想気管支鏡作成マニュアル~迅速な診断とVAL-MAPのために~
 出雲雄大、佐藤雅昭 編著 2017年6月発刊 医学書院

・必携!呼吸器専門医試験のための実践問題と解説
 粟野暢康、出雲雄大 編著 2018年2月発刊 医療科学社

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