わたしたちの看護

看護部の理念

理念

私たちは、その人が健康に生きる力を引き出すことを支援し、看護の独自性を追究し、創造性の高い看護を提供します。

人間にはその瞬間瞬間で今よりももっと健康になろうとする力が必ず備わっています。それは生まれたての赤ちゃんにも、今まさに息を引き取ろうとしている人にも存在しています。その力を少しでも多く引き出すお手伝いをするのが看護の役割で、そのために、さまざまな工夫をした看護を提供したいと私たちは考えています。

方針

1. 赤十字の理念に基づいた看護を提供します。

2. 他部門と協働し、安全で快適な病院環境を提供します。

3. チーム医療において、その人の生活に主眼を置いたコーディネーターの役割を発揮します。

4. 看護者として人間性を高め、自己の能力を開発します。

5. 看護の可能性を追究し、変革にチャレンジします。

看護部の活動

看護職員

 看護部は、看護部長、看護副部長、各職場の責任者(看護師長・副看護師長・主任)、看護師・助産師・保健師、保育士、看護助手・クラーク(病棟事務)の総勢1000名余のメンバーで構成されています。

病棟看護

 当センターでは、入院から退院まで、患者さんの病状や治療に沿って、看護チームでケアを担当させていただきます。ご入院中の心配事や退院後の健康に関する諸問題など、遠慮なくご相談ください。
  ご入院中にお気づきのことがございましたら、病棟の責任者までお知らせください。

外来看護

 各科外来には看護職員が常駐し、患者さんが安心して診療を受けられるよう努めております。具合が悪くなった方や、ご自宅での療養に不安のある方などは、ぜひ外来の看護師にお声をおかけください。

看護部の教育

 日本赤十字社医療センターは、創立以来125年もの間、日本赤十字看護大学とともに歩んできました。主に実習場として看護学生の学びの場を提供しています。また、日本赤十字社助産師学校をはじめとする助産学生、高度な専門技術を身につけようとする認定看護師、専門看護師の実習なども受け入れております。当センターは未来の看護を担う人材の育成に力を注いでいます。

地域とつながる

日本赤十字社医療センターは、渋谷区、港区、目黒区、世田谷区を中心とした地域の皆さまの健康を守ることを使命にしています。そのため、地域のさまざまな医療機関との連携に努めています。看護に関連するところでは、地域の訪問看護ステーションや助産院との連携のため、さまざまな交流を行っています。

にっせきあきまつり写真 また、2014年には、看護職員が企画した「にっせきあきまつり」を開催して地域の住民の皆さまとの交流も図りました。今後もさまざまなイベントを通して、地域の皆さまにもっともっと当センターや当センターの看護について理解していただくよう努力してまいります。

 また、看護職は学校を卒業し資格を取得してもまだまだ未熟です。多くの実践経験を積み一人前になるまで、しっかりとした教育体制を敷き、多くの研修を実施することなどにより、育成に努めています。

 患者・ご家族の皆さまにはご理解の上、ご協力をよろしくお願いいたします。