女性の皆様へ

骨ドック (骨塩量、BALP、NTx、ucOC、総ホモシステイン)

骨塩量と骨質を評価します。
骨塩量は、ミネラルの量を測定し、骨強度をみています。
同年代の平均及び骨塩量がもっとも多い年代と比較して評価されます。
BALPは、骨の形成や石灰化作用をあらわす骨の形成マーカーです。
NTxは、骨の吸収を反映する骨代謝マーカーで、骨折の予測因子となります。
ucOCは、ビタミンKの不足状態と骨折リスクの指標となります
総ホモシステインは、骨を構成するコラーゲン線維の老化をみます。遺伝的に規定されていることもあります。
骨塩量測定より詳しく、骨折のリスクなどがわかります。

【注意】
妊娠中、妊娠の可能性のある方は、放射線検査を実施していませんのでご了承ください。

こんな方におススメ

  • 骨粗鬆症が心配
  • 女性(特に卵巣手術を受けた方や閉経前後の方)
  • 偏食ぎみ
  • 思春期に運動をしなかった
  • 血縁者に骨粗鬆症の方がいる

骨塩量測定

骨塩量を評価します。
骨塩量は、ミネラルの量を測定し、骨強度をみています。
同年代の平均及び骨塩量がもっとも多い年代と比較して評価されます。

こんな方におススメ

  • 骨粗鬆症が心配
  • 女性(特に卵巣手術を受けた方や閉経前後の方)
  • 偏食ぎみ
  • 思春期に運動をしなかった
  • 血縁者に骨粗鬆症の方がいる

乳房超音波

小さな乳癌の他に、良性腫瘍、のう胞なども発見できる可能性があります。
医師による乳房視触診も行います。
(視診は、乳房の左右差がないか、ひきつれや乳首の変形がないかを診ます。触診は、乳腺の厚みや硬さを調べて左右差・しこりがないか、乳首から異常分泌物がないかを調べます。)

こんな方におススメ

  • 年齢に関係なく、女性の方には受けて頂きたい検査です
  • 乳腺量の多い若年者
  • 授乳中
  • 妊娠中
  • 痛みに弱い

マンモグラフィ

視触診では発見が難しい早期乳癌を発見できる可能性があります。
医師による乳房視触診も行います。
(視診は、乳房の左右差がないか、ひきつれや乳首の変形がないかを診ます。触診は、乳腺の厚みや硬さを調べて左右差・しこりがないか、乳首から異常分泌物がないかを調べます。)

【注意】
ペースメーカーを使用している方、V-Pシャントのある方、豊胸手術をされた方、授乳中の方の実施はしていませんので、ご了承ください。
乳房を薄く平らにするので、痛みが出る方もいます。

こんな方におススメ

  • 40歳以上の女性

子宮頸部細胞診

 医師による婦人科内診もあります。
視診により、外陰部、膣、子宮頸部の状態を診ます。
触診(膣と腹部からの双合診)により婦人科領域の異常の有無を診ます。
子宮全摘手術後の方も断端部細胞診検査を受けられます。

【注意】
生理中の検査は、正確な検査結果が得られないのでお勧めしません。

こんな方におススメ

  • 性交渉の経験のある20歳以上の女性の方は、婦人科の症状がなくても、定期的な検診をお勧めします
  • 不正出血、性交時出血、ふだんと違うおりものが増えた時など

経膣超音波

超音波検査によって、子宮(大きさ、筋腫の有無)や卵巣の状態を調べます。
子宮体癌の危険性の有無や子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などの疾患が分かります。

【注意】
生理中の検査は、正確な検査結果が得られないのでお勧めしません。

こんな方におススメ

  • 閉経後で不正出血がある
  • 生理時の出血が多い
  • 生理痛がひどい

子宮体部細胞診

子宮体部(奥)の細胞を採取して癌細胞の有無を調べます。

【注意】
痛みや出血を伴う検査です。
生理中の検査は、正確な検査結果が得られないのでお勧めしません。

こんな方におススメ

  • 不正出血
  • 血縁者に子宮癌のいる方
  • 閉経前後の40歳~60歳が好発
  • 年齢のため、無症状であっても特にこの年代の方にお勧めします

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