泌尿器科の特色

特色

豊富な経験および知識に基づいてそれぞれのがんの進行度に応じて適切な治療を行っています。また、尿路結石や前立腺肥大症に対しては患者さんの状態に応じて薬物治療や手術治療により適切な治療を実施しています。

前立腺がん

限局がんおよび局所浸潤がんについては、患者さんの希望により積極的に手術治療を行っています。腹腔鏡補助下小切開手術の認定施設である当センターでは、開腹での前立腺全摘は基本的に腹腔鏡補助下小切開手術を施行しています。また、性機能を温存するため、適応があれば勃起神経の温存を積極的に行っています。

2014年6月よりダ・ヴィンチS が導入され、適応により限局性前立腺がんに対してロボット支援手術が行えるようになりました。
2018年12月末にはダ・ヴィンチX への更新を行っています。 

ロボット手術

前立腺がんの傾向と対策

膀胱がん

早期の膀胱がんに対しては内視鏡切除、再発予防のためには、ぼうこう内注入療法で対応しています。転移がない筋層に浸潤しているがんに対しては、基本的に根治治療を目指してぼうこう全摘および尿路変向手術を施行しています。一部の症例では膀胱温存のため経脈内抗癌剤注入療法・放射線療法も行っております。

腎盂がん・尿管がん

出来る限り腹腔鏡手術による腎尿管全摘除術を行っています。

腎がん

4㎝以下の腎がん(がん存在部位による)に対しては機能温存のために腎部分切除術を施行しています。早期がんに対しては積極的に腹腔鏡手術を導入しています。進行症例や再発症例にはインターフェロン療法、分子標的薬治療を行っています。

前立腺肥大症

頻尿や排尿困難などの症状を引き起こす前立腺肥大症は、中高年男性にとって避けて通れない病気ともいえます。近年、薬による治療の進歩で、手術の役割は小さくなってきたものの、薬ではコントロールがうまくいかない病態ではやはり手術が切り札となってきます。当センターでは、経尿道的前立腺切除術(TUR-P)を行っています。

尿路結石

腎結石、尿管結石、膀胱結石を総称して尿路結石と呼びます。当センターでは、軟性尿管鏡を用いたレーザーによる経尿道的尿路結石砕石術(TUL)を行っています。

精巣がん

まずは精巣を摘出する手術(高位精巣摘出術)を行います。手術により組織診断CTによる転移の有無を調べたあと下記のいずれかの治療を行います。

  • 経過観察(careful watching)
  • 放射線治療
  • 全身化学療法
  • 後腹膜リンパ節郭清

生体腎移植

2015年より開始致しました。

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