泌尿器科の特色

特色

豊富な経験および知識に基づいてそれぞれのがんの進行度に応じて適切な治療を行っています。また、尿路結石や前立腺肥大症に対しては患者さんの状態に応じて薬物治療や手術治療により適切な治療を実施しています。

前立腺がん

患者さんの希望により積極的にロボット支援手術を行っています。性機能を温存するため、適応があれば、勃起神経の温存を積極的に行っています。 

膀胱がん

表在性膀胱がんに対しては内視鏡切除、転移がない筋層浸潤がんに対してはロボット支援膀胱全摘除術+尿路変更術を行っています。

腎盂がん・尿管がん

腹腔鏡下腎尿管全摘除術を行っています。

腎がん

4㎝以下の腎がんに対しては腎機能温存のためロボット支援腎部分切除術を行っています。4cm以上の腎癌に対しては腹腔鏡手術を行っています。進行症例や再発症例には、化学療法科と協力して分子標的薬治療等を行っています。

前立腺肥大症

薬で症状を制御し切れない患者さんに経尿道的レーザー前立腺蒸散術または経尿道的前立腺切除術を行っています。

尿路結石

腎、尿管、膀胱結石を総称して尿路結石と呼びます。当センターでは、硬性または軟性尿管鏡を用いたレーザーによる経尿道的尿路結石砕石術を行っています。

精巣がん

まず患側精巣を摘出する手術を行います。病理診断と画像検査による病期診断を踏まえ、放射線治療、化学療法、後腹膜リンパ節郭清等を行っています。

生体腎移植

2015年4月から2020年3月までの間に23組の生体腎移植を行いました。