日本赤十字社医療センターでは、毎月一回「シェアの会」を開催し、海外で救援・復興・開発事業に携わる際に必要な知識の習得や体験の共有を行っています。
来る9月26日(木)のシェアの会では、「モンゴルでの精神保健・心理社会的支援~ゾドへの対応~」と題し、当センター 国際医療救援課長 宮本教子がモンゴルでの災害対応についてお話しします。
ゾドとは、極端な豪雪、低温、強風、飼料枯渇によって遊牧民の資源に大きな影響をもたらす気象災害です。近年は気候変動の影響でこの災害の発生周期が短縮化され、被害も深刻化しています。2023年後半から今季のゾドはここ50年程で一番厳しいものとなりました。モンゴル赤十字社は国際赤十字や国内外関係機関の協力を受けながら、ゾドによる影響に苦しんでいる人びとを支援しています。
今回、国際赤十字・赤新月社連盟の緊急対応要員、精神保健・心理社会的支援コーディネーターとして現地で2か月間活動を行い、7月に帰国した宮本から活動の難しさや、家畜を失い経済的な打撃を受けた遊牧民の状況など、実際の活動の様子をお話しします。
ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
zoomを利用したネット配信になります。どなたでも参加できますが、定員100名のため先着順とさせていただきます。申し込みは下記アドレスからアクセスしフォームに入力してください。
今後のご案内はGmailからお送りします。Gmailが拒否されないように皆様のメール設定をご確認ください。
記
【日時】 令和6年9月26日(木) 午後6時30分~8時00分
【演題】「モンゴルでの精神保健・心理社会的支援~ゾドへの対応~」
【演者】 日本赤十字社医療センター 国際医療救援課長 宮本教子
【主催】 国際医療救援部
【締切】 申し込み締切日:9月25日正午
【申し込みリンク】
https://forms.gle/CfVXiyHAFsYWCzk59