入院費用について

入院費用 = 保険診療費 + 室料差額 + 食事負担  その他(診断書等)

※入院費用の金額は、ご入院日並びにご退院日を含めた入院日数によって計算されます。

当センターでは厚生労働省が推進する包括評価制度(定額払い制)により入院料を算定しております。

~包括評価とは~
病気及び症状を基に処置等の内容、入院日数などに応じて算出された一日あたりの定額入院料に基づき算出されます。
この定額入院料の計算には、入院基本料・検査・投薬・注射・画像診断等(一部包括制度適用外)が含まれますが、手術・輸血及びリハビリテーションなどは含まれません。(この部分は従来通り診療行為に応じて計算されます)

※病状の経過や治療の内容によっては、定められた定額金額に変更が発生し請求金額が変動することがあります。

保険診療費(入院料)

負担割合 保険の種類 自己負担限度額
1割負担 後期高齢者医療保障制度(75歳以上) 上限月額 57,600円
高齢受給者証(70~74歳)
※ただし、平成26年4月2日以降に70歳に達した方は負担割合が2割となります(上限月額は44,400円)。
上限月額 57,600円
2割負担 6歳・3月末以前(義務教育就学前)  
3割負担 後期高齢者医療保障制度(75歳以上)
※現役並み所得者
Ⅲ上限月額252,600円+(医療費-842,000円)×1%
Ⅱ上限月額167,400円+(医療費-558,000円)×1%
Ⅰ上限月額80,100円  +(医療費-267,000円)×1%
高齢受給者証(70~74歳)
※現役並み所得者
国民健康保険(70歳未満) ※限度額適用認定証を提示された場合は、その所得区分に応じた窓口負担額となります。
社会保険(70歳未満)

※ICU、EICU、救急病棟、NICU、GCU、MFICU、SCUに入室された際には、特定入院料が別途発生します。
※病名・治療内容により、包括評価(定額支払い制)にあてはまらない場合があります。この場合は、入院基本料及び診療行為ごとの計算となります。(出来高支払い制) 

室料差額

・金額に関しては「病室について」をご参照ください。

・室料差額は健康保険法に基づき ”午前0時を境にして1日” として計算いたします。
よって入院日と退院日においてもそれぞれ1日分の料金となります。
※例) 4/1 午後8時入院 ~ 4/10 午前10時退院の場合
室料差額 = 1日の室料差額 × 10日間

食事負担金

一食あたり460円
※食事オーダー後、患者さんのご都合によりお食事を召し上がらなかった場合については、お食事代をご負担いただきます。

外国人患者の診療費について

外国人患者の診療費は以下のとおりとなります。

【料金の計算】
・診療報酬点数1点につき30円(※)の計算となります。
※診療費には別途消費税がかかります。
・上記以外に係る費用(室料差額等)は当センターの規程によります。
【対象となる方】
海外在住などの理由で日本の公的医療保険に加入していない方。
ただし、次に該当される方は除きます。
・在日大使館等官公庁に在籍している職員及び家族
・緊急等でやむを得ない事情による受診

ご不明な点などありましたら、医事課までお問い合わせください。