1.研修の特徴
当センターは、1971年から毎年多くの研修医を受け入れ、若い医師への初期教育を行ってきました。
豊富な研修指導経験と全職員の協力のもと、患者さん中心の総合的・全人的な医療とプライマリケアのできる医師を養成し、
あわせて専門医の指導により各学会の資格取得に必要な基礎臨床研修を行っていきます。
2.応募資格
(1)または(2)の条件を満たすもの
(1)第119回医師国家試験受験予定者で、マッチングシステムに参加登録するもの
(2)2025年3月までの大学卒業者で医師免許を有しているもので、マッチングシステムに参加登録するもの
3.募集人数
16名
・内科プログラムコース:4名
・外科プログラムコース:4名
・小児科プログラムコース:3名
・産婦人科プログラムコース:2名
・特定診療科プログラムコース:3名
4.応募手続き
以下の応募書類を、締切日までに当センター教育研修推進室あてにご郵送ください。
(1)応募書類:①~③はすべてA4サイズ・片面印刷としてください。
①履歴書(様式指定、写真貼付、自筆のもの A4 2枚)
※履歴書は、以下のPDFファイルを印刷してお使いください。
履歴書(PDFファイル)
※履歴書の該当欄に、希望するプログラム名(1人1プログラム)を記入してください。
※特定診療科プログラムをご希望の方は、希望の特定診療科も併せて記入してください。
応募後にプログラムおよび特定診療科変更はできません。
②卒業見込み証明書または卒業証明書(原本)
③成績証明書(原本)
④受験票返信用封筒
長3号(23.5cm×12cm)
住所(2024年8月以降、在宅の住所(受験票などが郵送されます))・氏名を記入のうえ、94円切手を貼ったもの
⑤応募書類送付先
〒150-8935 東京都渋谷区広尾4-1-22 教育研修推進室 宛
※応募書類を送る封筒の表に「初期研修応募書類在中」と朱書きしてください。
(2)応募締切
2024年7月31日(水)17時 ※必着・持参
(3)受験票等の送付
応募締切日の週の後半から順次受験票等の関係書類を発送します。
5.選考
(1)試験日:2024年8月17日(土)午前(筆記)・午後(面接)
(2)第一次選考:筆記(マルチプルチョイス方式による筆記試験(医学などと英語)・小論文)
(3)第二次選考:面接(筆記試験合格者のみ)
(4)最終選考:マッチングシステムによる
6.研修期間
2025年4月1日から2027年3月31日
7.各プログラムの概要
当センターには、5つのプログラムがあります。
各プログラムの詳細につきましては、以下の資料をご参照ください。
2025年度プログラム(PDFファイル)(別ウィンドウで開きます)
1年次は夜間休日研修、2年次は当直業務に従事します。
いずれのプログラムでも初期研修中に、厚生労働省の開催指針に従った「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会」を受講していただきます。
8.処遇
(1)身分
初期研修医(常勤嘱託)
研修期間中の兼職(アルバイト)は禁止する。
(2)契約期間
1年ごとの更新
(3)試用期間
なし
(4)所定労働時間
午前8時30分から午後5時00分(実働7時間45分、休憩45分間)
但し、ローテート先の診療科*により午前8時から午後4時30分の場合がある。
*循環器内科、呼吸器外科、脳神経外科、麻酔科、集中治療科
産婦人科コース2年次が産婦人科研修中は、変則二交代制となる。
・日勤A 午前8時30分から午後5時00分まで。
※休憩時間は勤務の途中において45分間とする。
・日勤B 午前8時30分から午後8時00分まで。
※休憩時間は勤務の途中において60分間とする。
・夜勤 午前8時00分から午前9時00分まで。
※休憩時間は勤務の途中において120分間とする。
(5)時間外労働時間:あり(C-1水準)
万が一、勤務間インターバルを確保できなかった場合は、代償休息を付与する形式での研修を実施する。
(6)給与
1年次 230,000円/月、賞与100,000円/年
2年次 270,000円/月、賞与300,000円/年
(7)諸手当
1年次は臨床研修手当(上限150,000円/月、研修評価により支給)、2年次は時間外手当、
入寮者以外には住居手当(上限28,500円/月)、通勤手当(上限55,000円/月)を支給(諸条件あり)
(8)社会保険・福利厚生等
健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金、日赤グループ保険、日赤積立年金、財形貯蓄、育児休業制度、育児短時間制度、
介護休業制度、職員定期健康診断(年2回)、医師賠償責任保険(任意)、研修会等への参加(旅費の支給は各年度1回まで。
ただし、支給条件あり。)(2年次は、上記に加えて慶弔見舞金及び休業時の所得補償)
(9)宿舎
・敷地内宿舎あり(単身者用)
※原則、宿舎に入寮していただく予定です。
※院内宿舎費:53,000円~58,000円/月(部屋の条件(北向き、南向き)によって宿舎費が異なります。)
※退去時の清掃費等の負担あり
・賃貸住宅に対する住居手当有(条件あり)
(10)年間休日
土・日・国民の祝日・創立記念日(5月1日)・年末年始12月29日から1月3日
(11)年次有給休暇
1年(年度)を通じて24日以内
年次有給休暇の未使用分は、最大24日まで翌年度に限り繰り越すことができる
(12)特別有給休暇
①本人の結婚 連続5日以内
②忌引(配偶者 10日以内、直系父母7日以内、姻族父母3日以内 他)
③裁判員、証人、鑑定人等となり、裁判所等に出頭したとき・その期間
④子の看護休暇 など
(13) 募集者の名称
日本赤十字社医療センター
9.評価
各科の指導医、看護職が評価します。
評価システム「PG-EPOC(EPOC2)」を使用。
10.研修修了の認定
臨床研修管理委員会により判定され、院長が修了証を交付します。
11.研修修了者の進路
当センター後期研修医のほか、大学病院や公的病院など。
12.その他
(1)事前の見学にご参加いただかなくとも、応募いただくことは可能です。
(2)医学修学資金等の貸与を受けていたり、地域枠対象となっていたりする学生の方は、必ず自治体等との合意内容を確認のうえ
ご応募ください。受験票に申告欄を設けています。採用面接時に確認させていただきます。
(3)ご応募いただいた書類については、日本赤十字社の保有する個人情報保護規程に基づき、責任をもって破棄させていただきます。
ご返却できませんのであらかじめご了承ください。
(4)メールでの応募は受け付けておりません。
(5)見学時に見聞きしたことは、個人の主観や経験によるものが含まれていることを予めご了承ください。
(6)本記載内容は2024年6月現在のものであり、医師の働き方改革や社会の情勢などにより記載内容が変更になる可能性があることを
申し添えます。
(7)なお、当センターが期待する学生像は以下の通りです。
・各専門領域の診療に情熱がある学生
・良き臨床医になるという強い意志のある学生
・初期研修修了後、当センターを含めて同領域の専門研修プログラムへ進もうと考えている学生
お問い合わせ
〒150-8935
東京都渋谷区広尾4-1-22
日本赤十字社医療センター 教育研修推進室
電話:03-3400-1311(内線2155)
Fax :03-3409-1604
E-mail:rinsyokensyu●med.jrc.or.jp(←黒丸をアットマークに読み替えてください)
電話受付時間:平日8:30~17:00(土・日・祝日はお休みです)