患者さんへのお知らせ

2022年10月3日

膝の人工関節手術支援ロボット「ROSA Knee」を導入しました

当センターは、人工膝関節置換手術手術支援ロボット「ROSA Knee システム(ロザ ニー システム)」(Zimmer Biomet社製)を導入しました。
骨・関節整形外科で行う、膝の人工関節手術における骨切り・インプラント設置をロボットが支援することで、体への負担の軽減・人工関節の長寿命化・より自然な使い心地の膝を目指していきます。

ひざの人工関節手術支援ロボット「ROSA」とは

ROSA とはRObotic Surgical Assistantの略で、膝の人工関節手術において執刀医のサポートを行う手術支援ロボットです。





・ロボティックアームを術者が誘導し、狙っている角度で正確に骨切りを行う
・光学カメラでひざの位置を正確に把握し、関節の安定性を加味した設置プランを術中リアルタイムに検証できる

これらの機能で、術者が考える最適な手術の遂行を支援してくれると期待されます。

ROSAを用いることで変わること

・人工関節の長寿命化
膝の人工関節は、手術の際の設置角度が数度でもずれるだけで、人工関節の耐久年数が低下します。ROSAで術者の狙い通りに正確に人工関節を設置することで、人工関節の長寿命化が期待されます。

 ・より自然な使い心地の膝
正確に骨切りを行ったうえで、さらに関節の安定性を手術中に可視化して評価・微調整することで、患者さんごとに最適な手術を行い、より自然な使い心地の膝を目指します。

費用について

健康保険が適応となります。
手術・入院を含めた費用の概算は、外来受診時にご相談ください。

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