難治性喘息

難治性喘息とは

近年喘息治療薬の進歩により、喘息発作での入院頻度は減少しております。また、本疾患は、一流のスポーツ選手にも見られるように日常の適切な管理により克服可能な病気です。当科では、喘息日記やピークフローメーターという器具を利用した自己管理、また、現在主流となっている吸入薬の適切な使用方法について指導を行い、発作の予防や発作時の早期対応に努めております。多様な吸入薬の使用にあたっては、病院薬剤師はもとより、近隣の院外薬局の薬剤師とも連携をとりながら治療効果の向上を目指しています。 

当センターでできる検査・治療

難治性の気管支喘息に対して、抗IgE抗体治療(オマリズマブ)、抗IL-5抗体治療(メポリズマブ)、抗IL-5受容体α抗体治療(ベンラリズマブ)、IL-4/13受容体モノクローナル抗体治療(デュピルマブ)および気管支鏡を用いた治療である気管支サーモプラスティといった治療を行っています。 

当センターでの実績

2019年度

難治性喘息:70件

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