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化学療法

スタッフの紹介

化学療法室には12名の専任看護師(内がん化学療法看護認定看護師1名、がん専門看護師1名)、2名の担当薬剤師(外来化学療法認定薬剤師2名)が常駐し、外来化学療法治療が安全・安心に行われるよう支援をしております。また専任の管理栄養士が食事の悩みや栄養状態を整えるため、栄養相談を行なっております。

外来化学療法の治療

治療当日は、下の図のような手順で治療実施に必要な状態の確認をしております。 診察前は化学療法室の看護師が身体的な状態(体温、血圧、体重、酸素飽和度)や治療に伴う副作用症状を問診します。医師は問診内容や検査結果等を踏まえて治療決定を行います。

外来化学療法の治療

外来化学療法の治療

外来化学療法の治療

外来化学療法の治療

治療が決定された患者さんは、化学療法室で治療を受けます。最大6時間までの治療を行なっております。化学療法室には29 台のリクライニングチェアと3台のベッドがあり、それぞれにテレビが付いています。また、BGMも流れているのでリラックスして治療を受けることができます。治療中は持参された飲み物や軽食を食べていただくことが可能です。
投与中は、化学療法薬による急性の副作用症状(アレルギーや下痢・嘔吐など)の有無を確認し、常に迅速に対応できるように環境を整備しております。また、担当の看護師が治療後の症状や悩みを相談できる態勢を整え、セルフケア支援を行うのも重要な役割です。
個々の患者さんの治療内容から副作用症状を把握し、治療中にお聞きした生活環境も勘案して、患者さんが抱える日常生活上の困りごとついて対処方法を一緒に考えアドバイスを行います。また、困りごとの内容によって、担当薬剤師や栄養士に患者さんの状態を伝え、その日のうちに相談が受けられるように連携してサポートを行なっております。
闘病中の患者さんは、治療へ様々な不安を抱えておられます。担当医の前では上手く症状や悩みを伝えられない方や、家族には弱音を吐けなくても私たちになら打ち明けられるという方もいらっしゃいます。化学療法室は、時にそうした様々な思いを吐き出す場ともなり、患者さんのメンタルケアにもつながっています。

情報提供の場

化学療法室には、病気や化学療法に関する書籍をそろえた図書コーナーがあります。 また、口内炎や爪や皮膚の症状、脱毛に関する情報提供資材を取り揃え その方にあったやり方で、症状ケアや外見ケアができるように支援して おります。
外見ケアは「アピアランス(=外見)ケア相談」として月・水・金に 予約制で看護専門外来を行なっております。

情報提供の場

がん化学療法のレジメン

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