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担当医紹介
太田 康 (おおた やすし)
耳鼻咽喉科
部長
日本耳鼻咽喉科学会専門医
真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎、慢性副鼻腔炎から頭頚部の悪性腫瘍の切除まで、耳鼻咽喉科全般の疾患に対応しています。真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎に対する鼓室形成手術は400例以上の経験があり、慢性副鼻腔炎の鼻内視鏡手術は1000例以上の経験があります。頚部腫瘍も400例以上の手術の経験があります。
特に鼻疾患に関しましては、副鼻腔前頭洞の病変に対する鼻内副鼻腔手術に最新の技術を導入しています。前頭洞は額に存在する空間であり、炎症などの病変が生じると副鼻腔のなかでも一番治療に難渋する部位です。その解剖学的な構造から内視鏡手術でなかなか開放できなかったり、開放しても再発する場合が結構あります。このような難治性の副鼻腔前頭洞の病変に対する鼻内視鏡下のMedian Drainage手術を8年ほど前から施行、80−90%ほどの成功率をおさめています。
涙眼や目の内側に存在する涙を貯める涙嚢に感染をおこして腫れてしまう涙嚢炎は、鼻涙管という涙を鼻に流す管が閉塞する鼻涙管狭窄症によって生じる症状です。鼻涙管狭窄症に対する鼻内視鏡下涙嚢鼻腔吻合術を8年ほど前から施行、やはり80−90%ほどの成功率をおさめています。
アレルギー性鼻炎に対しての鼻内視鏡下後鼻神経切断術もいい結果をおさめています。乳頭腫などの鼻・副鼻腔の良性腫瘍も、ほとんど鼻内視鏡下での切除手術を行っています。比較的病態の軽い慢性副鼻腔炎に対しては、病変によっては外来での日帰りの鼻内視鏡手術も行っています。
鼻内視鏡手術においての合併症の一つに鼻涙管損傷があります。手術で鼻涙管を損傷すると涙目になってしまいます。これらの合併症を未然に防ぐために、私たちの施設では必要に応じて独自の方法で手術中に鼻涙管の開口部を確認して、注意深く手術を行っています。
入院の場合は、基本的には手術後の鼻からのガーゼ抜去をしないですむ方法をとっていますので、手術後の苦痛も少なくてすみます。
副鼻腔炎外来を担当しており、喘息を合併する難治性の副鼻腔炎、嗅覚障害を伴う副鼻腔炎をはじめ、種々の副鼻腔炎の診療を行っています。手術だけではなく、飲み薬、鼻スプレーの治療を組み合わせて、効果的な治療を行っていきます。喘息を合併している副鼻腔炎は非常に難治性であり、手術をしても再発してしまいます。このような慢性副鼻腔炎は、ほとんどの方が重篤な嗅覚障害を伴っていますが、当外来においては体に負担のない鼻ステロイドスプレー治療、抗ロイコトリエン薬、抗アレルギー薬を主体に半数の方の嗅覚が軽快しています。さらに嗅覚を意識した鼻内視鏡手術を施行、ステロイドの局所点鼻、少量のステロイドを短期間内服することによって、ほとんどの方の嗅覚が軽快しています。ただし、喘息を合併する副鼻腔炎の方は非常に再発しやすいため、根気よく治療を続けていく必要があります。
私たちの副鼻腔炎外来では、患者さんお一人お一人に対して患者さんご自身の経過、検査データなどを丁寧に検討していき、各々の患者さんに合った、最も負担が少なく効果的なオーダーメードの治療方法を考え、実践しています。
ご参考までに過去7年間に施行した手術件数(人)をお示しします。
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【過去7年間の手術件数】
鼻内視鏡手術:677
入院の鼻内内視鏡手術:528
外来の日帰り鼻内内視鏡手術:149
中耳手術:244
真珠腫性中耳炎鼓室形成術:78
慢性中耳炎鼓室形成術:143
外来の日帰り鼓膜形成術:23
頭頸部手術:308
耳下腺良性腫瘍:97
顎下腺良性腫瘍:35
甲状腺良性腫瘍:62
耳下腺悪性腫瘍:15
顎下腺悪性腫瘍:12
甲状腺悪性腫瘍:25
頸部郭清術:43
喉頭全摘出:18
鼻内内視鏡の特殊な手術・特殊な疾患:100
鼻内視鏡下涙嚢鼻腔吻合術:32
鼻内内視鏡下前頭洞Median Drainage手術:14
眼窩骨折:8
アレルギー性鼻炎に対する後鼻神経切断術:25
鼻・副鼻腔乳頭腫:18
副鼻腔血管腫:3
山田 智佳子 (やまだ ちかこ)
耳鼻咽喉科
医師
日本耳鼻咽喉科学会専門医・補聴器相談医
滝沢 克巳 (たきざわ かつみ)
耳鼻咽喉科
医師
日本耳鼻咽喉科学会専門医・補聴器相談医
力武 諒子 (りきたけ りょうこ)
耳鼻咽喉科
医師
矢野 純 (やの じゅん)
耳鼻咽喉科
医師(非常勤)
日本耳鼻咽喉科学会専門医・補聴器相談医
日本心身医学会研修指導医・専門医
難聴
小見山 彩子 (こみやま あやこ)
耳鼻咽喉科
医師(非常勤)
日本耳鼻咽喉科学会専門医
星野 志織 (ほしの しおり)
耳鼻咽喉科
医師(非常勤)
日本耳鼻咽喉科学会専門医
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